米自動車部品大手のTRWオートモーティブは1月6日、仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンから運転支援システムの提携先に選ばれたと発表した。PSAが2017年から生産するプジョー、シトロエン、DSの3ブランドの全モデルに新世代のレーダーおよびカメラセンサーなどを供給する。
具体的には、次世代レーダー「AC1000」および単眼カメラ「S-Cam3」が単独またはセンサーシステムの一環としてPSAのモデルに搭載される。TRWはセンサーの供給に加え、総合的なシステムインテグレーションおよび機能開発業務も受注した。
TRWは現行レーダーシステム「AC100」を2年前からシトロエン「C4ピカソ」に供給している。また、プジョー「308」、ベントレー「コンチネンタル」、フォルクスワーゲン「パサート」にもTRWのレーダーが採用されているという。単眼カメラは、日産「キャシュカイ」、ジープ「チェロキー」、クライスラー「200」、シボレー「シルバラード」、現代「i40」、イベコ「デイリー・バン」に搭載されている。
