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2015/2/6

企業情報 - 部品メーカー

独レオニ、メキシコと中国に新工場

この記事の要約

独電線大手のレオニは3日、メキシコ中部のグアナフアト州セラヤ市と中国北東部の遼寧省盤錦市に新工場を開設する計画を発表した。生産能力の増強により、現地需要に迅速に対応し、より短時間で製品を供給できる体制を整える。 セラヤ工 […]

独電線大手のレオニは3日、メキシコ中部のグアナフアト州セラヤ市と中国北東部の遼寧省盤錦市に新工場を開設する計画を発表した。生産能力の増強により、現地需要に迅速に対応し、より短時間で製品を供給できる体制を整える。

セラヤ工場はメキシコ南部や中央アメリカに拠点を持つ顧客に近い利点がある。生産面積は約6,300平方メートルで、6月から単芯自動車ケーブルの生産を開始する。既存のクァウテモック工場と合わせると同国における自動車ケーブル事業の従業員数は800人に拡大する。クァウテモック工場では昨年、延べ400万キロメートルのケーブルを生産した。レオニによると、耐熱性に優れるケーブルや同軸ケーブル、運転支援システム用のデータケーブルなど特殊ケーブルの現地生産に対するニーズが高まっているという。メキシコでは2015年末までに約700万米ドルの設備投資を実施する。

中国の盤錦工場では標準的な自動車ケーブルを生産する予定。生産面積は約8,000平方メートルで、2015年末に生産を開始する計画。横断面が0.13~6平方ミリメートル(mm2)の単芯自動車ケーブルを生産する。

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