自動車の受託生産を手がけるフィンランドのバルメット・オートモーティブとドイツの開発サービス会社RLEインターナショナルは13日、提携を強化すると発表した。より柔軟なワンストップソリューションを提供することを目指す。
提携強化の一環として、バルメット・オートモーティブはRLEインターナショナルの英国子会社RLEグローバルオペレーションズの少数株を取得し、RLEインターナショナルはバルメット・オートモーティブの中国事業を自社の国際事業部に統合する。
バルメット・オートモーティブのコルホネン会長は、「RLEインターナショナルとの提携はバルメット・オートモーティブにとって戦略的なステップだ。世界的企業との合意は、エンジニアリングに基づく自動車サービスプロバイダーのリーディングカンパニーとしての我が社の地位を強化する」と強調。RLEインターナショナルグループのラウフェンベルク最高経営責任者(CEO)は、「バルメット・オートモーティブとの合弁と中国事業の拡大は、我が社のグローバルビジネスを補完し顧客の要求に応えるものだ」と述べている。