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2015/4/2

企業情報 - 自動車メーカー

PSA、仏工場でエンジン増産

この記事の要約

PSAプジョー・シトロエンは3月27日、3気筒ターボエンジン「EBターボ・ピュアテック」の生産能力を増強すると発表した。好調な需要に対応するためで、フランス北東部トレムリーの工場で年20万基を増産する。 EBターボ・ピュ […]

PSAプジョー・シトロエンは3月27日、3気筒ターボエンジン「EBターボ・ピュアテック」の生産能力を増強すると発表した。好調な需要に対応するためで、フランス北東部トレムリーの工場で年20万基を増産する。

EBターボ・ピュアテックは最大出力が110~130ps。同社の自然吸気エンジンと40%の部品を共用するモジュラーユニットで、自然吸気版に対して燃費と二酸化炭素(CO2)排出量をそれぞれ18%改善。プジョー「208」、「308」、「2008」、「3008」、シトロエン「C3」、「C4」、「C4カクタス」、「C4ピカソ」、「DS3」「DS4」に搭載されている。

トレムリー工場は今年1月にエンジンの累計生産が4,000万基を突破した。PSAのヴァンサン執行役員(サプライチェーン・製造担当)は、トレムリー工場をEBターボ・ピュアテック増産の拠点に選んだ理由として、「より柔軟な生産システムと、バリューチェーン全体を通じた競争力目標の達成に向けたトレムリー工場の取り組みの結果だ」 と説明している。

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