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2015/4/24

企業情報 - 自動車メーカー

スカニア、現代重工の建機にエンジン供給

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは20日、韓国の現代重工業と提携すると発表した。現代重工業の建設機械部門が生産する次世代大型エクスカベーターとホイールローダーにエンジンを供給する […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは20日、韓国の現代重工業と提携すると発表した。現代重工業の建設機械部門が生産する次世代大型エクスカベーターとホイールローダーにエンジンを供給する。

提携の第一弾として、エクスカベーター「HX520」に13リッターTier4fエンジンを供給する。スカニア・エンジンズのキーアカウントマネジャー、ニールセン氏によると、HX520はパリで20日から開催される建設機械見本市「インターマット」に出展される。同氏は、「現代重工業との提携を発表できることをとても嬉しく思う。我が社は開発段階から現代と緊密に協力し、現代の製品に合うよう燃費、効率および総保有コスト(TCO)に重点を置いてエンジンを改造した」と説明している。

スカニアはこのほか、エクスカベーターの「HX480」に13リッターエンジンを、「HX700」と「HX900」 に16リッターV8エンジンをそれぞれ供給する。また、ホイールローダーの「HL970」と「HL980」にそれぞれ9リッターと13リッターのエンジンを供給する。

現代重工業はスカニアのエンジンを選んだ理由として信頼性と耐久性の高さを挙げている。スカニアのエンジンを搭載したエクスカベーターとホイールローダーは、運転モードによって2~10%の燃費効率の向上が期待できるという。

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