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2015/7/17

欧州自動車短信

Daimler/Mitsubishi Fuso

この記事の要約

独自動車大手ダイムラーの子会社である三菱ふそうトラック・バス (神奈川県川崎市)は6月末に、ポルトガルで電気小型トラック「キャンターEセル」8台を使用して実施していた1年間の実証試験を終了した。リスボン市は造園工事車両や […]

独自動車大手ダイムラーの子会社である三菱ふそうトラック・バス (神奈川県川崎市)は6月末に、ポルトガルで電気小型トラック「キャンターEセル」8台を使用して実施していた1年間の実証試験を終了した。リスボン市は造園工事車両やゴミ収集車として同モデルを使用。ポルト市では公共施設の荷物輸送に、アブランテス市は造園工事に投入した。このほか、宅配サービス会社のトランスポルタは近隣地区の宅配業務に、燃料運送のレン社はポルトガル近郊の町の港湾エリア内の輸送に、ポルトガル郵便公社CTTはリスボン周辺の集配センター間の輸送に「キャンターEセル」を使用した。「キャンターEセル」は積載量2トンを確保しており、1回のフル充電で100キロメートル以上を走行できる。また、通常のディーゼル車に比べ走行1万キロメートル当たり、コストを1,000ユーロ削減することができるという。

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