独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア・モーターは7月30日、2015年上半期（1～6月）の売上高が前年同期比11.7％増の41億4,700万ユーロに伸びたと発表した。上半期のエンジン生産は106万7,525基（前年同期：106万6,236基）、自動車生産も8万4,888台（同：6万6,640台）と前年実績を上回った。投資は2億3,500万ユーロで、新型エンジンを開発するための試験棟整備などに投資した。
アウディ・フンガリア・モーターはハンガリー西部のジュール工場からフォルクスワーゲン（VW）グループの世界30工場以上にエンジンを供給している。エンジン生産の内訳は、4気筒と5気筒のガソリンおよびディーゼルエンジンが81万6,965基、6気筒エンジンが22万7,952基、8気筒と10気筒エンジンが2万2,608基だった。
上半期の自動車生産内訳は、アウディ「TTクーペ」が1万4,353台、「TTロードスター」が4,582台、「A3セダン」が5万3,700台、「A3カブリオレ」が1万2,253台だった。
