ロシア自動車大手のソレルスがこのほど発表した2015年上半期決算の売上高は156億9,000万ルーブルとなり、前年同期(235億9,600万ルーブル)から大幅に落ち込んだ。営業利益(EBITDA)も17億9,000万ルーブルと、前年同期(28億5,800万ユーロ)を大幅に下回った。EBITDAベースの売上高利益率は11.4%だった。
大幅な減収は、傘下の韓国・双竜自動車の販売不振が主因という。ただ、四輪駆動車メーカーUAZの販売が改善しており、業績悪化を部分的に相殺することができたとしている。
上半期の純利益は9億4,000万ルーブルだった。前年同期は合弁事業の損失が大きく、2億5,600万ルーブルの純損失を計上していたが、今年上半期は合弁事業で僅かながらも400万ルーブルの利益を確保し、昨年の大幅な赤字から黒字転換した。
(1RUB=1.86JPY)