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2015/9/11

企業情報 - 自動車メーカー

ダイムラーとルノー・日産、メキシコ工場を着工

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーとルノー・日産アライアンスは3日、メキシコ中部のアグアスカリエンテスでダイムラーと日産が折半出資で設立した合弁工場(COMPAS)の定礎式を行った。メルセデス・ベンツおよびインフィニティブランドか […]

独自動車大手のダイムラーとルノー・日産アライアンスは3日、メキシコ中部のアグアスカリエンテスでダイムラーと日産が折半出資で設立した合弁工場(COMPAS)の定礎式を行った。メルセデス・ベンツおよびインフィニティブランドから販売する次世代のプレミアムコンパクトカーを生産する。ダイムラーと日産は新工場に総額10億米ドル(1,210億円)を投資する。

新工場では2017年にインフィニティ向けのモデル、2018年にはメルセデス・ベンツの生産を開始する計画。メルセデス・ベンツにとっては北米自由貿易協定(NAFTA)地域において初めてのコンパクトカー工場となる。

新工場は日産のアグアスカリエンテス第2工場に隣接して建設する。生産能力は当初、年23万台以上を予定しており、市場動向に応じて拡大する可能性もあるという。従業員数は2020年までに約3,600人の採用を予定している。

また、ダイムラーとルノー・日産アライアンスは北米以外の工場でも次世代プレミアムコンパクトカーを生産する方針を示している。

日産は1992年からアグアスカリエンテスで車両生産しており、2013年11月には第2工場を開設した。クエルナバカにも工場を持ち、3工場合計で年85万台の生産能力を持つ。

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