ロシア商用車大手のGAZは、同国のスルグトで23~25日に開催された石油・天然ガス業界向けの見本市「Surgut Oil & Gas 2015」に「ウラル・ネクスト」シリーズや「ウラル‐M」シリーズの車両を出展した。
「ウラル・ネクスト」シリーズからは、メタノールディーゼル燃料を使用できるクルーバスや、ドロップサイドボディのクレーン付き多目的トラック、遠隔地などへの燃料や石油の輸送に使用できるフューエルタンカーなどを出展する。
また、「ウラル‐M」シリーズからは、キャブオーバー型(エンジンの上に運転席がある構造)のトラックを出展しており、クレーントラックや4車軸トラック、クルーバスなどを紹介する。
同見本市に出展した新型車両の一部は、ロシア石油・ガス大手のスルグトネフチェガスで試験運転してもらう。GAZとスルグトネフチェガスは20年以上の協力関係にあり、新しいタイプの車両開発などでフィードバック情報や意見の交換を行ったりしている。