スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは1~2日に投資家やアナリスト向けに開いたイベントで今後の成長戦略を説明した。
2019年末までの目標として売上高で120億ドル(平均年7%増)を掲げている。内訳は、パッシブセーフティ事業部門で約90億ドル、エレクトロニクス事業部門で約30億ドル。当該目標には、先ごろ買収を発表した米マイクロ波部品メーカーMACOMの自動車部門と、2016年第1四半期に手続きが完了する見通しである日信工業(長野県上田市)との合弁事業も含まれる。
また、新たな買収機会などにより売上高が150億ドルに上振れする可能性もあるとしている。