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2015/11/6

一般・技術・その他 (旧)

ダイムラーなど、車載二次電池を再利用した大型蓄電施設を建設

この記事の要約

自動車大手のダイムラーは3日、蓄電ソリューションを提供するモビリティハウス、エネルギーサービス会社のGETEC、リサイクル会社のREMONDISと共同で、ドイツ西部のリューネンに自動車用リチウムイオン電池を再利用した容量 […]

自動車大手のダイムラーは3日、蓄電ソリューションを提供するモビリティハウス、エネルギーサービス会社のGETEC、リサイクル会社のREMONDISと共同で、ドイツ西部のリューネンに自動車用リチウムイオン電池を再利用した容量13MWhの大型蓄電施設を建設すると発表した。風力発電など天候に応じて発電量に波のある再生可能エネルギーの蓄電施設として2016年初めに運転を開始する予定。

4社が建設する定置蓄電施設には、ダイムラー傘下の超小型車ブランドであるスマートの電気自動車「スマート・エレクトリックドライブ」の第2世代モデルに搭載された使用済み電池を再利用する。自動車用の性能条件を満たす二次電池の使用期間は約10年とされるが、自動車用以外の用途に使用することは可能で、定置用電池としてその後10年以上使用できるとされている。

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