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2019/8/9

テクノロジー・トレンド

Porsche:独ポルシェ、天然繊維複合材料を量産モデルに採用

この記事の要約

自動車の軽量化に寄与する材料としては、軽量鋼と炭素繊維複合材が注目されているが、これらの材料は、加工や修理、リサイクルが技術的に難しいほか、製造に大きなエネルギーを必要とするなどの難点がある。

これらの問題の解決策として、フラウンホーファー・ヴィルヘルム・クラウディッツ木材研究所(WKI)では、炭素繊維の代替材料として天然繊維を使用した強化プラスチックの開発に注目した。

天然繊維複合材料を使用したドアでは、鋼鉄製に比べ最大60%の軽量化を実現した。

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは、小規模の量産モデルである新型「718ケイマンGT4クラブスポーツ」の車体部品に天然繊維複合材料を使用している。この天然繊維複合材料は、フラウンホーファー・...

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