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2023/5/26

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この記事の要約

燃料電池の生産自動化に取り組むドイツの産学連携プロジェクト。燃料電池の現在の製造工程は、手作業による部分が多いため、1日に少数の燃料電池スタックしか生産できない状況にある。当該プロジェクトでは、1ラインあたりの生産量を、 […]

燃料電池の生産自動化に取り組むドイツの産学連携プロジェクト。燃料電池の現在の製造工程は、手作業による部分が多いため、1日に少数の燃料電池スタックしか生産できない状況にある。

当該プロジェクトでは、1ラインあたりの生産量を、現在の年2万5,000個から、中期的に20倍の年50万個に増やす目標を掲げている。

例えば、コンピュータービジョンや、デジタルホログラフィーなどの3D測定技術を使用した迅速な品質検査システムの導入などを計画している。

プロジェクトには、独自動車大手のBMWグループなど民間企業5社と燃料電池技術センター(ZBT)、フラウンホーファー物理計測技術研究所(IPM)の2研究機関が参加している。

実施期間は、2022年12月1日~2025年11月30日までの3年間。当該期間中に、製造工程の最適化、試験、検証に取り組む。ドイツ連邦デジタル・交通省がプロジェクトを資金支援している。

プロジェクトの参加企業・機関:

thyssenKrupp Automation Engineering GmbH(調整役)

BMW Group

Laufenberg GmbH

SK LASER GmbH

Siemens AG

Zentrum für BrennstoffzellenTechnik GmbH (ZBT)

Fraunhofer-Institut für Physikalische Messtechnik IPM

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