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2010/1/22

総合 – 自動車産業ニュース

独自動車・部品大手、電気自動車の普及活動で連携

この記事の要約

ドイツの大手自動車・部品メーカーがこのほど、電気自動車の普及促進に向けた連合「eNOVA Strategiekreis Elektromobilitaet」を発足させた。基礎的な研究開発分野で協力するほか、インフラ整備や […]

ドイツの大手自動車・部品メーカーがこのほど、電気自動車の普及促進に向けた連合「eNOVA Strategiekreis Elektromobilitaet」を発足させた。基礎的な研究開発分野で協力するほか、インフラ整備や助成策などを政府に提言していく。すでに、連邦教育研究省に今後の支援策についての提言文書を提出している。

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同連合は、自動車業界がエレクトロニクス分野の競争力強化を目的に2007年に立ち上げた連合「Innovationsallianz Automobilelektronik」が新たに立ち上げたもので、自動車大手のアウディ、BMW、ダイムラー、ポルシェ、自動車部品業界からはロバート・ボッシュ、コンチネンタル、へラー、ZFフリードリヒスハーフェン、インフィニオン、エルモスが参加している。今後さらに参加企業を募る予定だ。

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連邦政府は2009年8月、エレクトロモビリティーの分野でドイツが主導的な地位を確立することを目標とした国家計画を発表した。新連合は同計画の実現に向けて連邦政府や各省庁との連携を活動の柱とする方針。

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