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2010/2/12

総合 – 自動車産業ニュース

独商用車新車登録、2010年1月は13%減

この記事の要約

独自動車工業会(VDA)は8日、同国の2010年1月の商用車新車登録が1万6,250台となり、前年同月に比べ13%減少したと発表した。6トン以下の車両は2%減の1万2,100台にとどまった一方、6トン以上の大型車が37% […]

独自動車工業会(VDA)は8日、同国の2010年1月の商用車新車登録が1万6,250台となり、前年同月に比べ13%減少したと発表した。6トン以下の車両は2%減の1万2,100台にとどまった一方、6トン以上の大型車が37%減の3,810台と大幅に減少した。バスは20%減の340台だった。国内新車登録と同じく、輸出、生産台数も大型車の低迷が目立だった。

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1月の輸出は全体では前年並みの1万1,690台を確保したものの、6トン以下は20%増の9,120台、6トン以上の車両は38%減の2,430台と明暗を分けた。バスも22%減の140台と低迷した。

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生産台数は、全体が6%減の1万9,290台。6トン以下の車両が14%増の1万4,040台に増えたのに対し、6トン以上の大型車は36%減の4,990台、バスは35%減の260台に後退した。

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受注台数は、国内が8%増に拡大した。トランスポータークラスが6%増、6トン以上の車両も21%増と好調だった。VDAのヴィスマン会長は受注回復について、「国内受注は2009年9月以降、大型商用車も増えている。低水準ながらも市場回復が現実的になってきた」と述べ、明るい見通しを示した。1月は国外受注も6トン以上の車両は15%増と好調なスタートを切った。

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