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2010/2/12

企業情報 - 部品メーカー

独エルリングクリンガー、受注回復で時短中止

この記事の要約

シリンダーヘッドガスケット大手の独エルリングクリンガーのシュテファン・ヴォルフ社長は4日、2009年通期の売上高が5億7,000万~5億8,000万ユーロとなり、前年比で8~9%減少するとの見通しを明らかにした。営業利益 […]

シリンダーヘッドガスケット大手の独エルリングクリンガーのシュテファン・ヴォルフ社長は4日、2009年通期の売上高が5億7,000万~5億8,000万ユーロとなり、前年比で8~9%減少するとの見通しを明らかにした。営業利益(EBIT)は5,100万~5,800万ユーロ(08年:7,150万ユーロ)、営業利益率は9~10%(同10.9%)となる見通しで、09年中間決算時に発表した「売上高で5億4,000万~5億8,000万ユーロ、売上高利益率で8~10%」とした予想を若干上回る見込み。独dpa通信が報じた。

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ヴォルフ社長は「第4四半期から受注が目に見えて回復した」と発言、これまで実施していた時短措置を1月末で中止し、新規採用を再開する方針を示した。同社は昨年、業績悪化を受けて期間契約社員の契約更新を見合わせるなど従業員200人以上を削減した。

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今期は売上高で前年比5~7%増の成長を見込む。アジア市場で大幅な売り上げ増が見込めるとしている。同社はまた、新規事業として燃料電池やリチウムイオン電池などの自動車用バッテリー開発事業に参入する計画という。

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