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2010/4/23

総合 – 自動車産業ニュース

アイスランドの火山噴火、自動車工場にも影響

この記事の要約

アイスランドの火山噴火による航空機の飛行制限は自動車工場にも影響を広げた。空輸している部品の供給が滞り、独高級車大手BMWのドイツ工場や日産の追浜工場(神奈川県)と九州工場(福岡県)で生産ラインが停止した。\ BMWは2 […]

アイスランドの火山噴火による航空機の飛行制限は自動車工場にも影響を広げた。空輸している部品の供給が滞り、独高級車大手BMWのドイツ工場や日産の追浜工場(神奈川県)と九州工場(福岡県)で生産ラインが停止した。

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BMWは20日、ドイツのディンゴルフィング工場で遅番の生産ラインを停止。レーゲンスブルクとミュンヘンの2工場でも生産を停止した。電子部品の輸送が遅れているためで、合計で約7,000台の生産が影響を受ける見通しという。BMWでは米国のスパータンバーグ工場で欧州から空輸している駆動装置が届かず、生産に遅れが生じた。

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日産の2工場では、アイルランドから輸入しているタイヤの空気圧センサーが届かず、北米市場向けの「キューブ」「ムラーノ」「ローグ」の生産に影響が出た。

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独自動車部品大手のロバート・ボッシュでは半導体を製造する4工場で生産ラインが止まった。

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欧州各地の空港では22日までに運行がほぼ正常化したもようだが、工場などでは生産の遅れを取り戻すのにしばらく時間がかかるとみられる。

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