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2010/4/23

企業情報 - 自動車メーカー

オペル、BASF社製のバンパー補強体を採用

この記事の要約

独オペルは、先月ジュネーブモーターショーで公開した小型MPV「メリーバ」に、独化学大手BASFが開発した耐熱ポリアミド樹脂「ウルトラミッドCR」を使ったバンパー補強体を採用し、歩行者の安全に配慮した。\ これは「下部バン […]

独オペルは、先月ジュネーブモーターショーで公開した小型MPV「メリーバ」に、独化学大手BASFが開発した耐熱ポリアミド樹脂「ウルトラミッドCR」を使ったバンパー補強体を採用し、歩行者の安全に配慮した。

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これは「下部バンパー補強体(Lower Bumper Stiffener:LBS)」と呼ばれるもので、フロントバンパーの下部領域と歩行者の下腿部領域の衝突時に歩行者を保護するもの。欧州の最新の歩行者保護規制に対応するために開発された。オペルでは新型メリーバのほか、「コルサ」、「インシグニア」、「アストラ」にもウルトラミッドCR製のLBSを採用している。

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BASFによると、ウルトラミッドCR製のLBSは、高耐衝撃性ポリプロピレンを使用したLBSと比較して約3倍の剛性と衝撃吸収能力があり、重量は66%も軽いという。

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