伊自動車部品メーカー、ソゲフィ・グループ傘下のソゲフィ・フィルター・ディビジョンはこのほど、金属系素材と樹脂を組み合わせたディーゼルエンジン用のフィルターを開発、量産化に成功した。PSAプジョー・シトロエンの気筒容量1.4リットルおよび1.6リットルの新型エンジン(欧州連合(EU)排ガス規制「ユーロ5」に対応)およびBMWグループの小型車ブランドMINIの新モデルに供給する。同フィルターはバイオ燃料の混合率が30%のディーゼル燃料(B30)にも対応している。
\独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ソゲフィ・フィルター・ディビジョンの従業員数は約3,500人。本社はフランスのギュイヤンクール(Guyancourt)にある。燃料フィルターのほか、オイルフィルターやエアフィルターなどを製造している。親会社のソゲフィ・グループは本社をイタリアのミラノに置いている。昨年は従業員5,770人で約7億8,000万ユーロを売り上げた。
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