三菱自動車とPSAプジョー・シトロエンは23日、モスクワ南西のカルーガ州で合弁工場を稼働させた。ロシア市場向けに中型車やSUV（多目的スポーツ車）などを年12万5,000台生産する予定。
\新工場への初期投資は総額4億7,000万ユーロ。当初はプジョー「308」をSKD（セミノックダウン）生産し、順次シトロエン「C4」、三菱「アウトランダー」、プジョー「4007」、シトロエン「Cクロッサー」などの生産も開始する。雇用規模は3,000人を見込む。2012年にはフル稼働体制となり、年12万5,000台を生産する計画だ。内訳は、中型乗用車（プジョーブランド、シトロエンブランド）が8万5,000台、中型SUV（三菱ブランド、プジョーブランド、シトロエンブランド）が4万台となる予定。
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