独産業ロボット大手のクカはドイツ航空宇宙センター(DLR )と共同開発した軽量ロボットを2011年後半から量産化する計画だ。自動車産業のほか、医療業界でも需要があると見込んでいる。17日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\同紙によると、クカは現在、パイロットプロジェクトとして約50台の軽量ロボットを取引先や研究機関に導入している。医療分野では、手術や治療現場などで軽量ロボットの需要があると見込む。
\同社は約9億ユーロの売上高のうち自動車関連が3分の2以上を占める。医療分野の事業を強化することで自動車産業への依存度を引き下げる意向だ。
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