伊自動車デザイン・開発会社のピニンファリーナは21日、創業80周年のイベントで電気自動車のプロトタイプ「Nido」を発表した。同モデルは2シート、リアエンジンのシティーカー。NidoのプラットフォームはEVだけでなく、ハイブリッド車や軽商用車、4シートモデルにも対応できる。同社では将来、フロンドエンジン搭載の4シートモデルを開発する方針を示している。
\「Nido」は、独ダイムラーの超小型車ブランド「スマート」に比べ全長で215mm、幅で123mm大きい一方、高さは37mm低い。車体重量は約900kg。電気モーターの出力は40bhp、トルクは92lb ft、航続距離は87マイル。最高時速は75マイル、 時速0~37マイルの加速性能は6.7秒となっている。
\充電池には公害化学物質が含まない100%リサイクル可能なゼブラバッテリー(Zebra Z5 Ni-NaCl battery)を搭載した。充電時間は8時間。
\プロトタイプにはチューブラー・スチールフレームを使用しているが、販売モデルにはアルミスペースフレームを採用する予定という。
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