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2010/5/28

一般・技術・その他 (旧)

独自動車メーカーの環境技術、ドライバーの認知度低い

この記事の要約

ミュンヘンの自動車業界専門のコンサルティング会社Institut fuer automobiles Marketingがこのほど実施したアンケート調査で、自動車メーカーの環境技術や環境技術を訴える広告は消費者にほとんど認 […]

ミュンヘンの自動車業界専門のコンサルティング会社Institut fuer automobiles Marketingがこのほど実施したアンケート調査で、自動車メーカーの環境技術や環境技術を訴える広告は消費者にほとんど認識されていない事実が浮かび上がった。

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ドイツの自動車メーカーは燃費改善などの環境技術を搭載したモデルにブルーモーション(フォルクスワーゲン)、エフィシェント・ダイナミクス(BMW)、ブルー・エフィシェンシー(メルセデス・ベンツ)といった名称を付けて通常のモデルとは区別している。しかし、同社が自動車保有者や自動車の購入を検討する510人にアンケートしたところ、これらの技術を挙げられる人はほとんどいなく、知っている人でもなかなか技術名とメーカーを正しく組み合わせることができなかったという。

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一方、環境技術は購入を決める際の重要な判断材料となると回答した人は全体の40%を超え、過去の調査(17%)に比べ大幅に増えた。ただ、価格と性能のバランスを重視するとの回答もあり、消費者が環境技術を高すぎると認識している様子がうかがえるとしている。

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