米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は17日発表した調査レポートの中で、西欧のトラック市場は回復基調にあるものの、今後数年は2007/08年の好景気の販売実績を下回るとの見通しを示した。
\S&Pは西欧の大型トラック(16トン以上)市場について、2010年は16万台の販売に回復し、前年に比べ約7%増加すると予想。ただ、2009年は前年比約45%減の14万9,000台と大幅に落ち込んでおり、2008年の26万9,000台と比べると今年も低水準にとどまるとしている。
\トラック業界の生産能力過剰は当面続き、値下げ圧力が強まる可能性があると分析している。
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