ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが7日発表した2010年6月の国内新車販売統計によると、乗用車の販売台数は2万8,224台となり、前年同月から10.4%増加した。ただ、1~6月の累計では前年同期比6.27%減の15万8,300台にとどまっている。
\1~6月のメーカー別販売実績は、シュコダが前年同期比5.46%減の1万8,245台で首位となり、フィアット(24.33%減の1万3,378台)、フォルクスワーゲン(11.97%減の1万2,515台)、フォード(6.98%減の1万2,443台)、トヨタ(22.18%減の1万2,252台)などが上位を占めた。
\Samarは今後の新車販売市場について、景気に不透明感が増していることや、通貨ズロチがユーロに対して弱含みになっていることなどから、先行きは厳しいとの見方を示している。
\