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2010/11/19

一般・技術・その他 (旧)

独デュル、中国のVW合弁から塗装ラインを受注

この記事の要約

独産業設備大手のデュルは16日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と中国自動車大手の上海汽車(SAIC)の合弁会社である上海フォルクスワーゲンに新塗装ラインを納入すると発表した。新ラインは2011年10月から稼働し […]

独産業設備大手のデュルは16日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と中国自動車大手の上海汽車(SAIC)の合弁会社である上海フォルクスワーゲンに新塗装ラインを納入すると発表した。新ラインは2011年10月から稼働し、VWとシュコダの中級モデルを塗装する予定。

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今回受注したのは省エネ・省資源が特徴の塗装用スプレーブースシステム「EcoDryScrubber」。環境にやさしい水性塗料を使用し車体の内側と外側を全自動で塗装できる。エネルギー消費量を最大60%削減できるほか、水や化学物物質の使用量も抑えることができる。

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デュルによると、今回の取引規模は500万ユーロ前後。中国の南京工場から塗装ラインを出荷する。

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新ラインでは1時間当たり31台を塗装することができる。将来の生産拡大にも対応しており、処理能力を62台/時に引き上げることができる仕様になっている。

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