仏自動車工業会（CCFA）が1日発表した2011年3月の国内新車（乗用車）登録台数は25万7,631台となり、前年同月から6.1％増加した。1～3月の累計は前年同期比8.9％増の64万7,552台だった。
\3月のメーカー別登録台数は、PSAプジョー・シトロエンが前年同月比13.5％増の8万8,765台でトップ。2位のルノーはルーマニア子会社ダチアの不振が影響し、同12.4％減の6万1,131台に後退した。3位以下は、フォルクスワーゲン（VW）が22.2％増の3万503台、ゼネラル・モーターズ（GM）は42.8％増の1万5,850台、フォードが7.6％減の1万3,490台で続いた。
\CCFAのブラン会長は第1四半期（1～3月）の新車販売実績について「非常に満足のいくものだった」と述べ、11年通年の新車販売予想を、これまでの前年比10％減から8％減に上方修正した。同会長はまた、東日本大震災による部品調達への影響はさほど大きくないとの見方を示した。
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