中規模企業向け基幹業務ソフト(ERP)をてがけるオクサイオン(エスリンゲン)は8日、システムハウスのDTMダーテンテヒニーク(ノルトライン・ヴェストファーレン州リューデンシャイト)に過半数出資し、子会社化したと発表した。DTMは主に自動車会社向けのERPソリューションを提供しており、傘下に収めることで自動車事業を強化する。買収価格など詳細は公表していない。
\DTMの従業員は35人。ERPソフトを提供するほか、IT研修サービスも手がける。同社と取引のある50社あまりの顧客の大半が自動車関連企業という。
\オクサイオンの従業員はおよそ120人で、2009/10年度売上高は1,050万ユーロだった。
\DTMは買収された後も現在の名称のままで独立して営業を続けるが、オクサイオンのERPソフトも販売、サポートしていく。既存のERPサポート契約はそのまま有効で、顧客側での変更手続きは不要という。
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