検索エンジン大手グーグルの独法人のヴィーラント・ホルフェルダー技術部長は、独業界紙『アウトモビールボッヘ』(AMW)がミュンヘンで開催したIT会議で講演し、車載インターネットはスマートフォンやノートパソコンと並ぶ有望なモバイル通信端末になるとの考えを示した。(グーグルマップや地域情報など)同社の提供する様々なサービスが車載テレマティクスでも重要なアプリとなることに意欲をみせた。AMW(オンライン版)が5日付で報じた。
\独グーグルに入社するまではメルセデスベンツのリサーチ・テクノロジー部門で活躍してきたホルフェルダー部長は一方で、「自動車業界とネット業界は事業内容や経営戦略など目指すところが全く異なる」と述べ、両者を1つにまとめることは困難との見解を示した。「グーグルは車載テレマティクスのソリューションサプライヤーになるつもりはない」とし、それぞれの業界が強みを活かして開発やサービスに取り組むことが望ましいの考えを示した。
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