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2011/5/20

企業情報 - 部品メーカー

独マン・ウント・フンメル、エアフィルターの新工場を建設

この記事の要約

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメルは17日、エアフィルターの新工場を建設するドイツのヒンメルクロンで鍬入れ式を行った。生産能力を拡大するとともに、生産効率を高める狙いがあり、従業員は約10キロメートル […]

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメルは17日、エアフィルターの新工場を建設するドイツのヒンメルクロンで鍬入れ式を行った。生産能力を拡大するとともに、生産効率を高める狙いがあり、従業員は約10キロメートル離れたゲフレース工場から新工場に転勤する。

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新工場の生産棟面積は9,300平方メートルで、建設投資は約1,700万ユーロ。秋にも工場は完成し、今年末にも操業を開始する予定。新工場では、自動車製造や自動車に近い産業分野向けに空気をクリーンにするエアフィルター(フィルターメディア)を生産する。2013年には新工場の拡張工事を予定しており、今後さらに生産能力を強化する計画。

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エアフィルター子会社のマン・ウント・フンメル・インネンラウムフィルターは2007年末にマン・ウント・フンメル・グループの傘下に入った。ゲフレースとヒンメルクロンの2拠点に約260人の従業員を抱える。1999年から2010年まで年平均9%の成長を続けており、2018年に売上高で34億ユーロを見込んでいる。

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