独技術監査大手テュフズードのフリート管理子会社フリートカンパニー(ミュンヘン近郊オーバーハッヒング)は16日、ベルギーの同業フリート・ロジスティックス(ブリュッセル)と戦略提携することで合意したと発表した。両社の人材やインフラを統合することでコスト削減と競争力の強化を図るとともに、独立系フリート管理会社として欧州市場でトップのシェアを目指す。
\フリートカンパニーは主にドイツ国内でフリート管理サービスを提供しており、管理する車両は2万5,000台。フリート・ロジスティックスはベルギー、ドイツ、チェコなど欧州20カ国で事業を展開し、7万5,000台を管理している。両社は提携による相乗効果を活かして事業を拡大する予定で、中期的に管理車両数を2倍の20万台に引き上げたい考えだ。
\両社は提携した後もそれぞれのロゴやブランド名を残す。フリートカンパニーは今後もリース会社の車両管理を中心とする一方、フリート・ロジスティックスは顧客企業の社用車の管理を引き受ける。
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