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2011/5/27

企業情報 - 部品メーカー

コンティネンタル、中国のタイヤ工場を開設

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは18日、中国・安徽省の合肥に建設していた同社にとって同国で初めてのタイヤ工場の開所式を行った。高い成長が見込めるアジア市場の需要拡大に対応するとともに、プレゼンスを強化し、競合を上回る […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは18日、中国・安徽省の合肥に建設していた同社にとって同国で初めてのタイヤ工場の開所式を行った。高い成長が見込めるアジア市場の需要拡大に対応するとともに、プレゼンスを強化し、競合を上回る成長を確保するのが狙い。

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新工場には最先端の設備を導入し、自動化率は中国でも最高の水準という。年産能力は約400万本だが、当面はフル稼働せず段階的に生産本数を引き上げていく予定。

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新工場では主に中・大型車向けの高級タイヤを生産し、中国市場に供給するほか、輸出も行う予定。従業員数はとりあえず400人でスタートし、年内にさらに200人以上を増員する。現地生産したタイヤの出荷は4週間以内に開始する予定。

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コンティネンタルは累積生産本数が1,600万本に達した時点で追加投資を実施し、生産能力を引き上げる考えだ。

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