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2011/5/27

一般・技術・その他 (旧)

オペル、ザフィーラ・ツアラーをフランクフルトモーターショーに出展

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは、ミニバン「ザフィーラ」の新モデル「ザフィーラ・ツアラー」を今年9月のフランクフルトモーターショー(IAA)に出展する。新モデルは新年から発売する予定。車内の広さや […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは、ミニバン「ザフィーラ」の新モデル「ザフィーラ・ツアラー」を今年9月のフランクフルトモーターショー(IAA)に出展する。新モデルは新年から発売する予定。車内の広さや、アシストシステムの拡充などで販売増を狙う。

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同モデルは最大7人乗りで、全長は従来モデルに比べ19センチ伸び、4.66メートルになった。これにより車内スペースも広くなり、5人乗りの状態でトランクルームの容量は710リットルに、全シートを倒せば1,860リットルに拡大する。また、2列目は3個別シートからなる。オプションの「ラウンジシート」を装備すると、中央のシートが肘掛になり、両端のシートを最大28センチ後方にずらすことができ、快適さがさらに向上する仕組みだ。

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技術面では、前方車両と一定の間隔を保ち、事故の危険がせまると自動的に急減速する安全システムや、カメラで制限速度を認識するシステム、車線変更アシストシステムなどを新たに装備した。

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エンジンは、最大出力110ps、130ps、165ps の2リットルCDTIコモンレール式ターボディーゼルエンジンと最大出力120psと140psのターボガソリンエンジンを用意。スタート・ストップ・システムを標準装備する。将来は、環境性能に優れたエコフレックス仕様車や天然ガスおよび液化ガス燃料対応モデルも投入する計画だ。

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