独自動車部品大手のコンティネンタルはこのほど、米テキサス州のユバルディにあるタイヤ試験場に新たな施設を開設した。約350万米ドル(約250万ユーロ)を投資して6万平方メートルの全天候型テスト路面施設を稼働させた。路面は実際の道路事情に近い状態で舗装されており、タイヤ試験のほか、自動車の走行テストにも利用できる。
\コンティネンタルは今後、雨天時のタイヤテストを強化し、夏用タイヤの開発に活用する計画。同施設では路面の水位を1.3~2.8ミリメートルに調節して、さまざまなタイヤテストをできるようになっている。
\また、一般自動車のほか、スポーツカーのテスト走行にも対応しており、自動車メーカーや警察などにも施設を開放する。専門機関がタイヤ製品の比較テストなどでも利用できるという。
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