日産自動車は5月26日、同社の電気自動車(EV)「リーフ」が、欧州の代表的な衝突安全テストである欧州自動車アセスメントプログラム(ユーロNCAP)で最高評価の5つ星を獲得したと明らかにした。EVで5つ星の栄誉に輝いたのはリーフが初めて。
\ユーロNCAPの衝突テストは、乗員保護、歩行者保護、安全補助装置の項目で実施され、日本や米国の基準とほぼ同じで、世界で最も厳しい条件が課される。リーフは、成人乗員保護性能が32ポイント、子ども乗員保護性能が40ポイント、歩行者保護性能が23ポイント、安全補助装置の有無が6ポイントで、合計は101ポイントとなり、総合評価で5つ星を獲得した。なお、最高評価の5つ星を獲得するためには、90ポイント以上が必要とされる。
\リーフは先月、米国道路安全保険協会(IIHS)の「トップセーフティピック」をEVとして初めて受賞している。今回のユーロNCAPの最高ランク獲得と合わせ、同車の安全性にお墨付きが与えられた格好だ。
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