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2011/6/10

一般・技術・その他 (旧)

無線給電器の事業化調査で合意

この記事の要約

電気自動車(EV)用リチウム電池パックを手がける英国のEvidaとワイヤレス給電システムのスペシャリストであるHaloIPTはこのほど、EV用充電器の量産化に向けたフィージビリティスタディ(事業化調査)を共同で実施するこ […]

電気自動車(EV)用リチウム電池パックを手がける英国のEvidaとワイヤレス給電システムのスペシャリストであるHaloIPTはこのほど、EV用充電器の量産化に向けたフィージビリティスタディ(事業化調査)を共同で実施することで合意、覚書を交わした。今後5年間に8,000万ユーロを投資して、EVを非接触で充電できる電磁誘導式無線給電器を4万ユニット生産するケースを想定して調査を実施する。

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無線給電システムは、無線で電力を供給し2次電池に充電するもので、EVは電源プラグを使用しなくても充電スポットに停車するだけで自動的にバッテリーに充電できる。EvidaとHaloIPTは、無線給電器の最適な生産プロセスやサプライチェーンの構築、生産スケジュール、望ましい生産立地などについて調査すると共に、無線給電技術の一層の改良に向けて協力することで合意した。

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