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2011/6/10

一般・技術・その他 (旧)

独大手企業でソーシャルメディア活用が活発に

この記事の要約

マーケティングツールとしてソーシャルメディアの重要性が高まっている。マインツ専門大学のロルケ教授を中心とする研究チームがドイツの大手企業(DAX上場企業)30社を対象に実施した調査で、ミニブログサービスのツイッターに公式 […]

マーケティングツールとしてソーシャルメディアの重要性が高まっている。マインツ専門大学のロルケ教授を中心とする研究チームがドイツの大手企業(DAX上場企業)30社を対象に実施した調査で、ミニブログサービスのツイッターに公式アカウントを開設している企業が26社に達し、1年半前の調査に比べ4社増えたことが明らかになった。ツイート(つぶやき)の発信件数は過去1年半で10倍に、フォロワー(=メッセージを受け取るユーザー)の数は14倍に急拡大した。

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マインツ専門大のチームは、DAX30社の主要なソーシャルメディア(ツイッター、フェースブック、ユーチューブ、ブログ)におけるプレゼンス状況(情報発信やユーザー数など)を調べた。調査は今年1月に実施、2009年8月時点のデータと比較した。

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総合評価1位はスポーツ用品メーカーのアディダス。同社は前回調査で3位だったが、ツイッターとフェースブックの活用を強化し、トップに躍り出た。2位はBMW(前回1位)、3位はSAP(企業ソフト開発、前回2位)、4位はダイムラー(変わらず)、5位はフォルクスワーゲン(前回6位)となるなど、自動車メーカーがソーシャルメディアを重視していることが分かった。

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フェースブックを活用しているDAX企業は1.6倍の24社に増え、ファン数も4.4倍の1,000万人に伸びている。

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