独高級車メーカーBMW傘下の小型車ブランドMINIは、今年10月にクーペを発売する予定だ。6日付の独業界誌『オートモビルボッヘ』（電子版）が報じた。9月のフランクフルトモーターショー（IAA、9月15日～25日）で初公開する。価格は公表されていないが、約2万1,000ユーロからとなるもよう。
\同クーペは、ハンチング帽を前後逆にかぶせたようなルーフを特徴とし、現行MINIに比べ車高が3センチ低い。固定型のルーフスポイラーに加え、自動展開するリアスポイラーを装備し、高速走行時の安定性を高めている。また、2シーターであるため、大きなトランクルーム（280リットル）を確保している。
\エンジンはガソリン車3機種とディーゼル車1機種がある。ガソリン車の最大出力は122～211ps、ディーゼル車は143ps。最高速度は204～230Kmh。走行100キロあたりの燃費は4.3～7.1リットル、1キロあたりのCO2排出量は114～165グラムとなっている。
\MINIは現在、3ドア、「クラブマン」、カブリオ、「カントリーマン」の4モデルが販売しており、クーペは5番目のモデルとなる。なお、来年春には2シーターのロードスターを市場投入する予定。
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