仏ルノーと独ダイムラーは、共同開発している小型車「スマートフォーツー」と「トゥインゴ」の次期モデルの発売時期を1年先送りして2014年とする方針だ。仏経済紙『ラ・トリビューヌ』が、業界筋の話として報じた。
\ルノーとダイムラーは昨年4月に資本・業務提携で合意。その一環として、スマートフォーツーとトゥインゴの次世代モデルを共同で開発している。両車はルノーのプラットフォーム「A」を採用し、スマートフォーツーは仏東部ハンバッハにあるスマート専用工場で、トゥインゴはルノーのスロベニア工場で生産される。ルノーとダイムラーは、スマートの4人乗りバージョンを、スロベニア工場で生産することで協議している。このほか、ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツは、ルノー「カングー」をベースとした新小型バンを来年後半に発売する計画だ。この小型バンは、ルノーの仏モーブージュ工場で生産される。
\