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2011/7/1

企業情報 - 自動車メーカー

起亜自、欧州販売拡大へ・13年に45万台

この記事の要約

韓国の起亜自動車は、2013年までに欧州における販売台数を45万台に引き上げる。6月23日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、欧州子会社キア・ヨーロッパのポール・フィルポット最高経営責任者(CEO)の話と […]

韓国の起亜自動車は、2013年までに欧州における販売台数を45万台に引き上げる。6月23日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、欧州子会社キア・ヨーロッパのポール・フィルポット最高経営責任者(CEO)の話として伝えた。

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起亜自は昨年、欧州市場で26万2,627台を販売し、市場シェアで1.9%を確保した。フィルポットCEOは、デザイン性の向上やフリート販売の拡大、欧州工場の生産能力の増強により、11年の販売台数を前年比15%増の30万台に、13年には45万台に伸ばす考えを明らかにした。同社はスロバキアのジリナに構える工場でスポーツSUV「スポーテージ」と親会社の現代自動車のコンパクトSUV「ix35」を生産しているが、今夏をめどにix35の生産を現代自のチェコ・ノショビツェ工場に移管し、MPV「ベンガ」の生産をノショビツェ工場からジリナ工場に移管する。フィルポットCEOによると、この生産移管により、ジリナ工場では人気の高いスポーテージの生産能力を拡大することが可能になるという。起亜自は今年、スポーテージを5万台販売する計画だったが、受注が予想を超えるペースで伸びており、年間需要は7万台を突破する見通しとなったため、同車の生産能力を早急に増強する必要に迫られていた。

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