英自動車部品GKNドライブラインは6月22日、電気駆動システムを手がけるEVOエレクトリックと合弁会社「GKN EVO eドライブシステムズ」を設立したと発表した。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)で使用されるモーターなどの電気駆動システムの開発・製造・販売を行う。GKNはまた、EVOエレクトリックの株式の25.1%を取得する。合弁会社とEVOエレクトリックへの出資を合わせた投資額は約500万ポンドとなる。
\EVOエレクトリックは2006年に英公立大学のインペリアル・カレッジ・ロンドンから独立する形で設立された。EVOは高トルク、ハイパワーの軸方向磁束モーターに強みを持ち、ジャガーランドローバー、ロータス・カーズ、日産自動車などに製品を供給している。GKNドライブラインは、EV・HV向けのトランスミッションやアクスルで定評があるが、EVOエレクトリックとの合弁により、需要が拡大しているEV・HV向けドライブライン・システムの強化を図る。
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