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2011/7/8

一般・技術・その他 (旧)

ルノー、新型ディーゼルエンジンを開発

この記事の要約

仏自動車大手のルノーは6月30日、新たに開発した1.6リットル4気筒コモンレール式ターボディーゼルエンジン「Energy dCi 130」を搭載した「セニック」および「グランド・セニック」の発表会を業界ジャーナリスト向け […]

仏自動車大手のルノーは6月30日、新たに開発した1.6リットル4気筒コモンレール式ターボディーゼルエンジン「Energy dCi 130」を搭載した「セニック」および「グランド・セニック」の発表会を業界ジャーナリスト向けに開いた。新型エンジンは、1.9リットルのdCi 130エンジンに替わるもので、「メガーヌ」シリーズにも順次、導入していく方針としている。

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新型エンジン(出力96kW)の走行100km当たりの燃費は平均4.4リットルとなり、1.9リットルエンジンに比べて1.1リットル(セニック)~1.2リットル(グランド・セニック)改善した。CO2排出量は115g/km。

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同エンジンを搭載したセニックは、停止した状態から時速100kmまで10.3秒で加速する(グランド・セニックでは10.5秒)。最高速度は両モデルとも時速195km。最大トルクは320Nm(1750rpm)となっている。

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新型エンジンは、セニックやメガーヌに採用されているCプラットフォームを共有する日産のモデルにも採用される予定という。

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