ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが7日発表した2011年6月の新車(乗用車および乗用車タイプの小型商用車)登録台数は2万4,776台で、前年同月から8.30%減少した。欧州の債務危機に端を発する経済の先行き不安や、燃料費の高騰が重荷となった。1~6月の累計登録台数は13万7,671台と、前年同期から5.70%減少した。
\6月のメーカー別登録実績は、シュコダが前年同期比3.06%減の2,823台で首位。以下、フォード(0.29%増の2,729台)、オペル(9.54%減の2,125台)、フィアット(40.49%減の1,687台)、トヨタ(20.54%減の1,358台)が上位を占めた。
\一方、6月の輸入中古車の登録台数は6万582台と、前年同月比8.48%の減少だった。 1~6月の累計は、前年同期比7.85%減の32万7.876台。1~6月の輸入中古車の車齢別シェアは、10年以上が47.56%、4~10年未満が43.80%、4年未満は8.64%だった。メーカー別輸入実績では、フォルクスワーゲンが前年同期比13.81%減の5万5,335台で最も多かった。
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