仏自動車大手ルノー は、同国のフラン工場で計画していた電気自動車(EV)用二次電池の生産開始を当初の2012年半ばから2014年初めに延期した。政府からの資金援助を受けられなくなったことが理由。ルノー・日産アライアンスは2009年にフラン工場でEV用二次電池を生産する計画で、政府系ファンドの国家戦略投資基金(FSI)およびフランス原子力庁(CEA)と合意していた。ルノーの広報担当者がロイター通信に明らかにしたところによると、FSIは1億2,500万ユーロを投資する計画だったが、方針を転換した。政府からの融資1億ユーロも同社は受けない意向という。しかし、電池は外部からも調達できるため、フラン工場の生産開始が遅れてもEVの販売計画には影響しないと説明している。ルノーは販売を計画するEV4モデルのうち、3モデルを年内に発売する予定だ。
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2011/7/15
欧州自動車短信
Renault
この記事の要約
仏自動車大手ルノー は、同国のフラン工場で計画していた電気自動車(EV)用二次電池の生産開始を当初の2012年半ばから2014年初めに延期した。政府からの資金援助を受けられなくなったことが理由。ルノー・日産アライアンスは […]
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