英マンチェスター・エレクトリック・カー・カンパニー(MECC)は、イングランド北西部のグレーター・マンチェスター地域で電気自動車(EV)の普及事業に乗り出す。EV用充電ポイントを300カ所開設するほか、EVのリース・販売拠点「ポッドセンター」を6カ所オープンする。
\充電ポイントの整備は2年をかけて行われ、充電時間が2~3時間の「ファストチャージ」と、同30分の「ラピッドチャージ」の2種類の設備が設置される。マンチェスター市をはじめ10の地方自治体で構成する「グレーター・マンチェスター地方自治協会」は充電ポイントの整備にあたり、政府のEV用充電ポイント設置助成事業「Plugged-In Places」から360万ポンドの助成を受ける。
\MECCのポッドセンターは、乗用車、バン、スクーター、バイクなどのEVのリース・販売のほか、メンテナンスなどのアフターセールスも手がける。開設場所はマンチェスターの空港や市内中心部、オールダム、メディアシティUK、ストックポート、トラフォードセンターの6カ所だが、中期的にはグレーター・マンチェスター地域で25カ所のポッドセンターを開設することを計画している。
\