北欧の通信最大手であるスウェーデンのテリアソネラは7日、ドイツテレコムと仏携帯電話サービス会社オレンジがさきに締結した機器間通信（M2M）サービス協定に加盟した。デリアソネラの加盟によってサービス対象地域は欧州6カ国から12カ国に広がる。
\同協定はドイツテレコムとオレンジが今年2月に締結したもの。従来2国間で個別に結んでいたローミング協定に代わり、それぞれの通信事業者が持つインフラの共同利用や通信技術を標準化することで、M2M関連技術やインターオペラビリティ（相互運用性）、国境を越えた通信サービスの質の向上を図る。3社が提携することにより、自動車でも移動通信網を通したナビゲーションサービスや通信データ交換を円滑にできるようになる。
\サービス対象地域は当初、独、仏、ベルギー、ルクセンブルクの4カ国だけだったが、その後オランダと英国に広がった。テリアソネラが新たに参加したことで、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、エストニア、リトアニアの6カ国にもサービスが広がる。
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