独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、新型「ビートル」からスポーツモデル「ビートルR」を発売する計画だ。11日付の独業界紙『オートモビールボッヘ』などが報じた。
\ビートルRは「ゴルフR」と同様、エンジンの最大出力が最低270psとなるもよう。今年10月の発売当初は、「ゴルフGTI」の直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力200ps)を搭載するという。同モデルでは自足0kmから100kmへの加速性能は7.5秒。また、燃費効率のよい2リットル「TSI」ターボエンジンを搭載したモデルは、100km走行当たりの燃費が7.7リットル、走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排気量は183グラムで、価格は2万7,100ユーロからとなる予定。
\一方、新型「ビートル」のベースモデルは最大出力が105ps の1.2リットルガソリンエンジンを搭載する。燃費は100kmあたり5.9リットル、CO2排出量は137グラム/kmで、価格は1万6,950ユーロからとなる。発売後しばらくしてから最大出力160psのガソリンエンジン車や、同105psと140psのディーゼルエンジン車も投入する。また、来年末にはカブリオレも発売する計画という。
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