独自動車大手のダイムラーは7月21日、中国の北京に同社にとって5番目となるメルセデスベンツ・グローバル・アドバンスド・デザインセンターを開設した。新デザインセンターの広さは約1,000平方メートル。同拠点で新たなトレンドを収集・分析し、既存の4拠点で具体化していく方針を示している。
\同社は現在、ドイツ、イタリア、日本、米国にデザインセンターを持つ。北京では2009年からデザインオフィスを持ち、昨年のパリモーターショーに出展した超小型車ブランド、スマートの電動スクーター開発プロジェクトなどに参加してきた。
\新デザインセンターでは、フランス、中国、マレーシア、日本、フィリピンなど多国籍のデザイナー10人が今後の世界のトレンドを探り、次世代モデルの内装や外装デザインを開発する。
\ダイムラーの北東アジア事業を統括するウルリッヒ・ヴァルカー氏は新デザインセンターの開設について、世界最大の自動車市場に成長した中国が世界のトレンドに与える影響力は大きいと述べ、新拠点の今後の役割に期待感を示した。
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