中国5位の自動車メーカー、北京汽車集団(BAIC)はこのほど、ロシア同業AMSアフトと商用車の生産を手がける合弁会社BAW-RUSオートモーティブを設立することで正式に合意したと発表した。ロシア南西部ウリヤノフスクに新工場を建設し、2012年から生産を開始する。
\BAW-RUSオートモーティブは資本金が2000万米ドルで、出資比率は北京汽車集団傘下の北京汽車製造(BAW)とBAICインターナショナルがそれぞれ42%と8%、AMSアフト子会社のBAWモーターが50%となっている。新工場は1億7,600万米ドルをかけて建設、オフロード車やミニバン、小型・中型バス、小型・中型・大型のトラックを生産し、BAWブランドで販売する。年産能力は当初2万台だが、2017年までに6万台に引き上げる。
\北京汽車集団の徐和誼董事長は、「AMSアフトとの協力は長期的な戦略的決定にもとづくものだ。今後もAMSとの協力を拡大し、ロシアで供給する製品のラインアップを広げることを期待している」とコメントした。
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